ここでは竿(ロッド)の特徴と選び方をお伝えしていきます。
なお、ロッドとリールを分けていますが、基本はセットで購入しますのでバランスと予算を考えて選びましょう。
特徴(写真付き)
ロッドには2つのタイプがありそれぞれスピニングロッド、ベイトロッドといいます。
特徴については下に書いてみました。
特徴 | スピニングロッド | ベイトロッド |
見た目 | 突起がない | 突起がある |
握り方・握り感 | 持ちやすいようにコブがある | 突起に指をひっかける |
リールの位置 | 下に垂れ下がる | 上に乗る形 |
なおもう少し詳しく解説した記事もありますので、参考にしてみてください。
選び方
はじめのうちは各メーカーの導入モデルで構いません。
5000円~10000円くらいのモデルで十分遊べます。
一番考えなければいけないのが使いたいルアーに合わせたロッドの強さになります。
ソフトルアーと呼ばれる柔らかい素材でできた物を投げるときには反発力がありすぎるものでは投げにくくなります。
反対にハードルアーと呼ばれるプラスチックなどでできた固いものやワイヤーベイトなどを投げる際には反発力がないと飛びません。
簡単ですが表にしてみましたので参考にしてください。
なお、ルアーの重量等により多少の誤差はありますが、筆者の主観による見た目での分け方です。
固さ | ウルトラライト(UL) | ミディアムライト(ML) | ライト(L) | ミディアム(M) | ミディアムハード(MH) | ハード(H) | ウルトラハード(UH) |
ソフトルアー | 小:◎ 中:○ | 小:○ 中:◎ | 中:◎ 大:○ | 中:○ 大:◎ | 大:○ 特大:◎ | ||
ハードルアー | 小:◎ 中:○ | 小:○ 中:◎ | 中:◎ 大:○ | 中:○ 大:◎ | 大:○ 特大:◎ | ||
ワイヤーベイト | 小:◎ 中:○ | 小:○ 中:◎ | 中:◎ 大:○ | 中:○ 大:◎ | 大:○ 特大:◎ |
こちらも実際のロッドの品番にあたる部分に記載がありますので、後日写真掲載予定です。
おすすめとしてはML(ミディアムライト)~MH(ミディアムハード)あたりまでがおすすめかなと思っています。
導入モデルもこのあたりがメインになりますので、お財布との相談で検討してみてください。
なお、シチュエーションによって必要なロッドの種類は千差万別です。ルアーも色々な種類が毎年のように出てきますので、推奨されているタックルセットによっては少しお値段が張るロッドを買わなければいけない場合もあります。
素材からの選び方
カーボンロッド
カーボン繊維を編み込んだロッドで反発力が強くロッド全体が軽いのが特徴。
ソフトルアーなどで餌に似せたアクションをさせやすい。
感度が高く実際に魚が食いついた瞬間が手に伝わってくる。
グラスロッド
ガラス繊維を編み込んだロッドで柔軟性があり全体的に重たいのが特徴。
ハードルアーなどを巻いて使うのに相性抜群。
柔軟性がありハードルアーを追いかけて吸い込み食い(バキューム)をした際、巻いていても魚の口にきちんと入る。(巻く速さによる)
予算の関係もありますのでまずはミディアム(M)クラスのカーボンロッドとグラスロッドを一本ずつ購入してみて、使い心地などを試してみてください。
携帯性も見逃せない
ワンピースロッド
その名の通り一本物の竿です。
ルアーフィッシングのコーナーにおいてあるロッドの7~8割がこれ!
収納に余裕がある方やこれからの趣味として本格的に始めたい方はぜひ!
ツーピースロッド
こちらもその名の通り2本に分割できる竿です。
竿の中間あたりにつなぎ目があり差し込んで使うタイプです。
車に積みっぱなしにしていてもそこまで邪魔にはなりません。
導入モデルとしては一番メジャーで価格も5000円代が主流。
無くならないようにバンドで留めておく必要はありますが100均のマジックテープで十分対応できます。
フォーピースロッド
こちらも4本に分割できる竿です。
主にニジマスなどの管理釣り場や渓流釣りでの愛用者が多いモデルです。
都心近郊に管理釣り場があり、出張がてらビジネスバックの中に忍ばせて仕事終わりに2時間だけ遊ぶなんていう強者もいらっしゃるのがこのモデルになります。
格納式ロッド
こちらは主に海釣りや鯉・フナなどを釣る方が愛用する4m前後の長い竿です。
竿の中に細い竿先がどんどん入っていき50cmぐらいまで収納できます。
例外的にフライフィッシング用で4m前後の竿が分割タイプだったりしますが、
パッケージにどの釣り用かは書いてありますので確認してみてください。
押さえておきたい注意点
釣り竿(ロッド)はネットショッピングでの購入は、お勧めしません。
トラブルとして配送中に竿が折れるという事件が連発中!X(Twitter)やFacebook等で、届いた竿が無残な姿になっているのをよくみます。
返品交換が効きにくいことが多く、梱包方法によって折れてしまうことがほとんどなので、ご自身で釣具屋さんに行って購入する方が無難です。
なんせ安い買い物ではありませんからね。
まとめ
最近はアウトドアブームのおかげもあり、意外と安価でいい商品が増えてます。
とはいえ、安い買い物ではない部分もありますので、まずは自分のお気に入りになるロッドとリールをとことん探してみてください。
ルアーに関してはコレクション要素もあるので、フォルムが気に行ったり装飾が独特なものを集めてみたり、究極は自作のルアーを作ってみたりと趣味の幅が開いていくこともあります。
人生一回きりですからお気に入りのロッドが見つかったら、早速買って遊んでみましょう!
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